３６年前に他界した父親の遺品です。 当時天皇家の散髪をされていた、小島家に丁稚奉公に入りました。その後満州国ハルピンで、満鉄の総裁、国立交響楽団団長だった大塚さん、森重久彌、伴淳三郎などとも親しくなり、頭髪をまかせられ、よく飲み歩いたらしいです。満州から引き上げてからも、道具だけは、道楽で、ドイツ製や、国内の業物を、あつめておりました。７７歳でなくなる２年前迄理容師として仕事をしておりました。 手入れを欠かさない人でしたから、息子の私は、いままで一度も手入れした事もありませんが、みごとに、綺麗なままの状態です。 ステンレススチール製の信正のセニングシザー。 - ブランド: 信正 - 素材: ステンレススチール - タイプ: セニングシザー ご覧いただきありがとうございます。