ご覧下さり誠にありがとうございます。 在庫2点のみです。 輸送時には封筒に入るサイズに折ってお送りする事をご了承下さい。 「五福大将符」と呼ばれる、道教に由来する霊符の一種です。 霊符は、宇宙のエネルギーを秘めた呪物とされ、古くから様々な願いを叶えるために用いられてきました。 約14x38cm •五福大将: 中央に描かれている人型の部分は、五福大将（または五福王爺、五瘟神）と呼ばれる神々を象徴していると考えられます。 この神々は、中国の福建省発祥の信仰で、もともとは疫病を司る五方の瘟神でしたが、後に人々の福を守る神として信仰されるようになりました。 •霊符の図形と文字: 全体に描かれている独特の図形や文字は、道教の思想に基づいており、神々の力を借りて災いを避け、福を招くためのものです。 円は星を表し、道教の星辰信仰が色濃く反映されています。 •印章: 赤い朱肉で押された印は、この霊符に神聖な力を込めるためのものです。 ご利益と使い方 「五福大将符」は、主に以下のようなご利益があるとされています。 •鎮宅: 家に貼ることで、家内安全、邪気払いの効果があるとされます。 •除災招福: あらゆる災厄から身を守り、幸運を呼び込むとされています。 •金運上昇: 「金銀流入」のご利益をうたう霊符も存在します。 使い方としては、家の清浄な場所に貼ったり、お守りとして身につけたりするのが一般的です。 背景にある信仰 この霊符の背景には、道教の神仙思想や、自然の力を敬う思想があります。 日本へは仏教とほぼ同時期に伝わり、陰陽道や修験道、神道などと融合しながら、日本独自の発展を遂げました。 特に、妙見菩薩や鎮宅霊符神といった星の神様への信仰と深く結びついています。 この霊符は、単なる紙切れではなく、信じる心によって持ち主の運を好転させる力を持つとされています。 敬意をもって大切に扱うことが重要です。 神聖な図形や神々の名前、そして願い事を象徴する文字などが組み合わさってできています。そのため、通常の漢字とは異なる、特殊な書体や崩し字が多く使われています。 全体の人型 霊符全体が人の形をしていますが、これは「五福大将」という神様そのものを象徴しています。頭、胴体、手足が描かれており、神の力が宿る依り代としての役割を持っています。