鉄道ピクトリアル 2024年2月号 No.1021 【特集】短絡線・連絡線 ニッチにしてディープ！線路の「裏側」を知るためのマニア必携の保存版 「あの線路はどこへ？」と、車窓から見える分岐にロマンを感じるすべての鉄道ファンへ。本書は、まさにその疑問の答えを探求するニッチながらも鉄道の核心を突く特集号です。「短絡線・連絡線」という、普段時刻表には現れない路線の裏方に光を当てた、マニア心をくすぐる内容となっています。 この一冊の醍醐味は、歴史的な運行を支えた知られざる線路の存在を知ることです。例えば、かつて特急「あすか」が利用した梅田と大阪駅を結ぶ阪和貨物線経由のルートや、小山駅をスルーして東北本線と水戸線を直結した準急「つくばね」が使った小山短絡線の記述は、当時の国鉄の運行形態を深く理解するための鍵となります。巻末に掲載された「東北－水戸短絡線跡を歩く」記事での現在との対比写真は、廃線跡探訪を愛するファンにとって、現役時代の姿を脳内に描き出すための貴重なインスピレーションとなるでしょう。 そして、車両輸送マニアの聖地ともいえる京急電鉄の金沢八景～神武寺間の三線区間ももちろん取り上げられています。東急車輛からの入出場線として機能するこの「マニアックな場所」の存在は、鉄道システム全体の理解を深めます。 誌面には、短絡線のルートやポイントの配置が詳細にわかる沿線案内地図や配線略図といった資料性の高い図版が多数掲載されています。「なぜここにこの線路があるのか」という、地理的・歴史的な背景にまで踏み込む、濃密な研究書としてお楽しみください。 2024年 電気車研究会 B5版 ほぼ新品ですが、読んだとき裏表紙の右手の中指が当たる部分にややクセついています。中身自体は読んだ感の非常に少ないグッドコンディション品 #ほかの「鉄道ピクトリアル」はこちら #ほかの鉄道書はこちら #短絡線 #連絡線 #鉄道ピクトリアル #配線図 #配線略図 #阪和貨物線 #小山短絡線 #つくばね #特急あすか #東急車輛 #京急 #金沢八景 #神武寺 #三線区間 #鉄道マニア #ニッチ特集 #鉄道研究 #線路の分岐 #貨物線