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着物の宮(二号店)
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大島の白生地に型紙を置いて蝋たたきの技法で染めた小紋の着物です。 白生地に溶かしたロウを筆に含ませ、棒でたたきながらロウの粒状のしぶきを落として防染し、その後に染め上げる技法の蝋たたき染めを採り入れたようにも見える小紋の着物です。 着物全体に蝋で叩いた跡が茶色の斑点状になり、蝋を落とした後に茶色に染めている可能性も考えられます。 蝋たたきを済ませた生地に黄褐色の斑模様を置き、菊、桔梗、竜胆、牡丹の花や萩等の草花を置いて防染し、紺色の地に引き染めをして、更に格子柄とその周囲に白いドットの型染をするのが、一般に行われる蝋たたきです。 染まった組織図(写真6,7,8、枚目)を見て見ますと、どうも、蝋たたきの部分と草花や紺に染めた地色の接点が不自然です。 ロウを筆に含ませ、棒で叩いて作る斑模様は型紙に彫られていたような気もします。 つまり、ドット状の格子や霰上のドットの蝋たたき部分も、草花柄の後に型紙を置いて染められたのではないかと考えています。 その作業をすれば、斑点用の型紙を用意する必要があります。 色数が増える毎に型紙も増えていきますので、これも大変な作業だと思います。 白いドットでできる柄は花柄の上に載っているのが分かりますので後から染めている様です。 あくまでも推測ですが、蝋たたきに見せた型置きの小紋だろうと思います。 私見にすぎませんが、蝋たたき風の手の込んだ型置きの小紋です。 胴裏は白の羽二重、八掛は精華ちりめんで、赤茶の無地を使用しています。 表裏とも正絹です。 寸法(単位㎝) 身丈(背)151 裄62 袖巾32 袖丈49 後巾28 前巾22.5 広衿 裸スナップが付いています。 身長151㎝前後の小柄な方にお勧めです。 裏地の衿近くにスナップの緑青跡があります。 裸スナップですので、業界では仕方がない汚れとされています。 (写真4枚目) 他にシミ汚れは無いようです。 胴裏と八掛に着用跡のシワが出ていますが、表地は大島の生地ですので大丈夫です。 シミ、汚れ等は出来る限りチェックしておりますが、見落としのある場合もございます。 ご理解の程、お願いいたします。 デジカメの画像です。カメラやスマホそしてパソコン等によって、色の違いがでることがありますので、ご了承下さい。
7 months ago