RolleiFlex SL 66_Planar 80/2.8 （純正キャップ、フード付き）です。 RolleiFlex SL66が、発表されたのは1966年、その頃6×6判のハッセルブラッドが、特に人気を集めていたことから、ローライはRolleiFlex SL66の製造に乗り出すことになりました。RolleiFlex SL66、ハッセルにはないユニークな機能を多く取り入れることで差別化を図り、ローライ独自の6×6判一眼レフを作り上げています。 大きな特徴は、フォーカルプレーンシャッターを装備しているため、どんな交換レンズでも使用できるということです。もうひとつの特徴はレンズ前面に最大繰り出し量50ミリの蛇腹を取り付けて、ティルト・アオリ機構を備えていることです。 アオリが8度以上掛けられということは、レンズのイメージサークルが6x9版に匹敵するサイズなので、中心部の解像度の高い部分を有効活用することができます。ローライに搭載のプラナーレンズは、最高のポテンシャルを秘めたレンズです。 また、レンズマウントは二重のバヨネットマウントでレンズを逆向きに取り付けて近接撮影を行うことも可能です。 ファインダーも明るく、ミラーシヨックが超軽減されているので、手振れの心配も少なくなりました。 カメラ、レンズに使用によるスレキズが殆ど無く、レンズの光学系は、スレキズ無くカビも無く綺麗です。（個人的主観） ローライフレックスSL型の初期型は、シンプルな構造のため故障も少なく、メンテナンスの必要も少ないと思います。 RolleiFlex のカールツァイスの玉は、ハッセルのカールツァイスとは、イメージサークルの大きさの違いでしょうか、写りにゆとりがある気がします。貴金属、カメラなどの商品撮影に使ったいました。コレクションに残しておいたカメラなので、メンテナンスしていますが、出品にあたりテスト撮影してみましたが、写りに問題はないと思います。 60年近く前のカメラですので、神経質の方はご遠慮ください。 ローライフレックスSL66の写真は、もう1台ある SL 66 80mm F2.8 Planar EOS ver.で撮影しています。こちらのレンズが気になる方は、コメントいただければと思います。 ご検討の程、よろしくお願いします。