クラウドファンディングで販売された「Timaze」万年筆「TTi-110 チタンブルー」です。 販売時はアルミ製、真鍮製、銅製、チタン製があり、それぞれにマット仕上げと鏡面仕上げが用意されている中の、チタン製鏡面ブルー仕様です。 特にブルーはチタン製にしかなく、ペン先までボディと同色仕上げとなっており、シリーズ最高額だったこともあり、すでに入手は難しいカラーです。 最大の特徴は、竹をモチーフにしたユニークなフォルム。5つの「節（ノット）」がボディに削り出されており、キャップやインクスペースの継ぎ目を巧みにカモフラージュされています。一体感のある造形美は、まるで一本の竹を手にしているかのような印象を与えます。チタンブルーは鏡面仕上げが施され、金属の冷たさと人肌に馴染む温もりが融合した美しい光沢と、手指に吸い付く感触を備えます。 素材には軽量かつ高耐久なチタンを採用。かといってアルミ仕様のような軽すぎない重量感が、手にしっくりと馴染み、長時間の筆記でも疲れにくい設計です。ペン先には、ドイツのSCHMIDTのFニブを搭載。滑らかなインクフローと安定した筆記性能が魅力で、手紙やノート、スケッチなど幅広い用途に対応します。 インク供給はヨーロッパ共通規格のコンバーター式。カートリッジと吸入式の両方に対応しており、インク選びの自由度も高いのが嬉しいポイントです。 Timaze TTi-110は、デザイン性・機能性・素材美が揃った“使う喜び”を感じられる万年筆。竹の有機的な美しさとチタンの未来感が融合した、誰とも被ることのない、 まさにとくにチタンブルーは一期一会の逸品の筆記具といえると思います。