手のひらサイズの熊面 石川県能登町 能登国 御陣乘厄除面のお面になりります！ 素焼きの鬼瓦のような陶器製の面です。魔除けやインテリアにいかがでしょうか。 【素材】陶器 自宅保管しておりました。 よろしくお願いいたします。 ★能面。胡粉で彩色し、金彩を施した豪華な作品です。20.5cm ×15.5cm、全体的に良好な状態です。裏面には作者の落款があります。 「べしみ」とは、「口を閉じ、深呼吸をして体内に力を蓄えること」を意味します。その名の通り、この面は鬼に立ち向かう強大な力強さを表現しています。 能楽は、何世紀にも遡る豊かな歴史を持つ日本の伝統芸能です。舞踊、音楽、詩歌、演劇の要素を融合させた、高度に様式化された演劇です。能の舞台の中心となるのは、能面と呼ばれる演者が着用する精巧な仮面です。能の起源は、古代日本の芸能、特に神楽（儀式的な舞踊と音楽）と舞楽（宮廷の舞楽と音楽）に遡ります。これらの伝統的な芸能は、舞踊と音楽を宗教儀式や宮廷の儀式に取り入れていました。 能の前身である猿楽は、奈良時代（710～794年）と平安時代（794～1185年）に誕生しました。猿楽の演目には、喜劇的な要素、曲芸、舞踊などが含まれていました。時が経つにつれて、より深刻で洗練されたテーマが取り入れられるようになりました。 今日私たちが知る能は、室町時代（1336-1573）に形を整え始めました。観阿弥清次とその息子である世阿弥元清は、能の演技を洗練させ、形式化し、その構成、音楽、所作を体系化する上で重要な役割を果たしました。