木工江戸細工の中村座です。 映画「国宝」の大ヒットで歌舞伎への興味がそそられた方も多いでしょう。 その展開の見事さに、私も10分に1度アドレナリンがあふれ出ました。 それで、ふと思いついて、中村座の細工物を出してみる気持ちになりました。 もちろん今建っている東銀座の歌舞伎座や、京都の南座の再現ではありませんが、昔の歌舞伎はこんな場所で興行がうたれていたのですね。赤い床几に木の格子戸だなんて風流この上ない。 のぼりには、市川團十郎、中村福助、尾上菊五郎などの大看板の名前が。 また、後ろの額絵には助六や道成寺も描かれています。 映画の中で吉沢亮さんと横浜流星さんが二人で踊った「二人道成寺」。かつての歌舞伎座では玉三郎さんと菊之助さんが演じておられました。菊之助さをんもこの度菊五郎を襲名されて、歌舞伎界は華やかですね。 もうひとつ煙草やさんも出品します。 二つ一緒にお求め頂き、並べて江戸の香りをお楽しみ下さいませ。 14.5cm✕7.5cm✕13cm