合併寄送更省運費:用戶透過商品合併寄送,平均可省35%運費!
發生錯誤,請稍後再試。
發生錯誤,請稍後再試。
京薩摩の二大窯と言えば、錦光山とこの帯山になります。 今回出品の花瓶では、いかにも帯山らしい大胆な構図の花鳥文を胴部両面の窓に配し、花瓶頸部には華やかな金彩装飾を施しています。窓絵の雀は極めて写実的に描かれています。帯山の同手の花瓶では、背景を単色の赤色や青色で塗り込めて、その上に花鳥文を描くことが多いのですが、本作では松葉を背景にして、かつ、花鳥を窓絵としているのが帯山作品としては珍しいと言えましょう。寸法は高さが18cmです。 高台には、帯山の手描き印があります。さすがに経年の掠れが頸部の金彩に若干見られますが、ワレ・ヒビ・カケのない綺麗な保存状態です。 以下に、帯山の略歴をご参考までに写します。 「帯山与兵衛(たいざんよへい・九代) 1856〜1922 錦光山とならぶ京都・粟田口を代表する陶家。明治11年(1878)、八代与兵衛が没すると、三代清水六兵衛の次男が帯山家の養子として迎えられ、九代与兵衛を襲名。京焼伝統の色絵技術に加え、京薩摩の色絵金襴手や陶胎七宝などが輸出用として生産されている。本焼窯2基、素焼窯2基、彩色窯5基、陶工11名、徒弟5名を擁する、明治期の粟田口における輸出生産の中心的存在であった。」[万国博覧会と近代陶芸の黎明] 明治陶磁器のブログも書いております。宜しかったらごらんください。 https://karatsu.hatenadiary.com/ 尚、私の出品写真と説明文をそのまま盗用して、格安で販売しますという詐欺サイトが最近いくつかあるようです。呉々も騙されないようにご注意下さいませ。私は、オークションサイト以外には出品しておりません。
1 天前