ピンク土の素地に、石灰白萩釉を厚め（約0.7〜0.8mm）に刷毛掛けし、 仕上げに銅青磁釉を雫のように落としました。 石灰白萩は光沢のある乳濁釉。厚施釉によって釉溜まりが生まれ、 乳白の濃淡がより深く、柔らかな光を返します。 銅青磁は青緑の発色が特徴で、素地の色や掛ける厚さによって色味が変化します。 マットな土肌と釉薬の光沢がコントラストを生み、 料理を盛った瞬間、小さな風景画のように完成します。 テーマは「雨上がりの大地」。 ピンク土は濡れた土、白萩は立ちのぼる靄、銅青磁は葉に残る雫。 器の上に料理を置くと、 その景色が食卓に広がります。 酸化焼成では透明感のある乳白、青磁は澄んだ青緑に発色。　 •施釉方法：刷毛で大胆に掛け、釉薬が流れる方向を計算。釉溜まりができることで光沢と陰影が生まれ、器に動きが出ます。 •素地との調和：ピンク土の温かみが乳白と青緑を引き立て、どこから見ても景色になるよう仕上げています。 相性のいい料理 •白身魚のカルパッチョやアスパラのマリネ（清涼感と青磁が響き合う） •ビーツとリコッタのサラダ（ピンクと白萩が調和） •シャインマスカット、洋梨など淡い果物（雫のイメージが際立つ）　 •季節の和菓子（銅青磁の青が緑茶とよく合う） #ペペロッソ陶器 #ピンク土 #石灰白萩 #銅青磁 #刷毛目 #厚施釉 #器のある暮らし #陶芸作品 #料理が映える器 #盛り付けが楽しくなる #食卓の物語 #一点物の器 #クラフトマンシップ