元々は地方の祈祷師の方から伝わったものらしく、知人を介して手に入れました。 この装飾品は、古い商家の蔵から現れた座敷童子の依代と伝えられる品です。 長く封じられていた木箱を開いた瞬間、室内の空気がひやりと揺らぎ、かすかな足音が畳の上を近づくのを感じたといいます。 その直後、箱に手を伸ばした者の耳元で幼い声がこう囁いたそうです。 「ずっと、まってた」 同時に、どこからともなく甘い花の香りが漂い、中央の紅琥珀がひときわ強く輝いたといいます。この出来事は、その場にいた全員が口を揃えて証言したと伝えられています。 古い記録によれば、かつて座敷童子が現れた晩、家の主の枕元にこの宝が置かれていたとのこと。 それからというもの、家は絶えることなく栄え、病や災いからも守られたとされます。逆に、この宝を遠ざけた時期には不運や病が続き、再び迎え入れた途端に運気が戻ったとも語られています。 中央の深い紅琥珀は座敷童子の魂の核を象徴し、周囲の淡金色の光は見えざる守護の結界を示すとされます。 強い縁を得た者には座敷童子が通い、家運・財運・人縁を長く護り導くと信じられています。 大切に扱うことで、その力はさらに深まり、持ち主の暮らしを見えざる手で支え続けるでしょう。 ※個人差があり、効果を保証するものではありません。自己責任でお願いします。